川北町では、簡易水道事業等及び農業集落排水事業の健全な運営を図るため、川北町上下水道料金審議会を設置し、公平で適正な料金体系について審議しました。審議会は委員10名で組織され、地域の代表者や関係団体の代表者から構成されております。なお審議会は令和３年９月から令和４年８月２６日の第５回目の審議会をもってすべての審議を終了しました。

◇上下水道料金改定について◇
　【上水道】
経常経費の不足による基金の取り崩しを改善し、今後、老朽管路の増加や水道施設の老朽化が進むことから、維持管理に必要な事業費を確保していくため。

　【下水道】
汚水処理に関する経費については、使用料で賄うべきであるとされているが、使用料収入で賄えていないことから、不足する部分について一般会計からの繰入金によって補てんされている。この繰入金部分の特別会計への一般会計繰出金を縮減するため。

◇答申書について◇
　川北町上下水道料金審議会は、適正な料金を設定するために必要な事項について、委員それぞれの立場から審議しました。その中で、本町の上下水道事業に関する理解を深め、事業運営上の問題点や今後の課題等について整理しました。
　今後の上下水道事業については、施設及び管路の老朽化対策及び経営基盤を強化し、維持管理に必要な事業費を確保していくことが喫緊の課題であるため、この度、審議会で議論を行い意見・要望等をまとめ、令和4年9月20日に川北町上下水道料金審議会委員長より町長へ答申書が提出されました。

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